季節の移り変わりは種まきから
2020年8月26日 17時30分2学期がスタートして今日で1週間になります。暦の上ではもう秋ですが、まだまだ暑い日が続きますので、皆様どうぞご自愛くださいね。
今日は、ブログに書くネタを探しに伯方分校内を散歩してみました。何気なく校舎を見ていると、伯方分校を営巣地として飛び回っていたツバメの数が減っていることに気が付きました(気のせいかもしれませんが^^;)。1学期は学校中でツバメの姿を見ることができたのですが、今は飛んでいるのをまばらに見るくらいです。ツバメは4月から7月の間に抱卵と子育てを行い、雛が巣立つと越冬のために他の国へ渡ります。おそらく多くのツバメが子育てを終えて、伯方分校を飛び立ったのでしょう。
正門の前を見てみると、生徒会のみんなが植えてくれたヒマワリが立派に花を咲かせていて壮観です。よく見ると、コスモスも植えられており、少しずつ咲き始めた花が秋の訪れを告げているようで微笑ましいです。
こんな風に、日々の営みの中でちょっとしたことに目を向けてみると、様々な形で季節の移り変わりが感じられます。こうやって風情が味わえるのは楽しいものです。
さて、季節の移り変わりにちなんで、久し振りの英語雑学をお話しします。「季節」は英語で”season”と言いますが、その語源はご存じですか?
諸説ありますが、”seed”=「種」という単語と”sow”=「種をまく」という単語を組み合わせてseasonができたという説が有力です。seed + sow = season というわけです。種をまく時期 ⇒ 適切な時期 ⇒ 季節 という流れでこの単語ができたようです。
そして、”season”には「調味料で味付けする」という意味もありますが、これは、種をまいている様子が料理に調味料をかけているように見えるからだそうです。seasonから「人が種をまいている姿」を連想すると、英単語からも風情を感じることができます。英単語もこんな風に語源や逸話を調べてみると意外と面白い発見がありますよ。