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新体制バドミントン部

2021年6月16日 21時44分

多くの部活動では、先週末に県総体を終えた3年生が引退し、1・2年生のみのチームとなって活動しています。

このうち、バドミントン部(男子)は13名という大所帯になっています。ほぼ全員が初心者からのスタートではあったものの、少しずつ上達している様子が伺えます。

体育館のスペースが足りない関係で、屋外も活用して練習に励んでいます。

 

ところで、このバドミントンというスポーツはいつ誕生したのでしょうか。一説によると、起源は19世紀のイギリスに遡ります。

19世紀中頃、第8代ボーフォート公ヘンリー・サマセットの居城であるバドミントン・ハウスではパーティーが行われていました。パーティーは突然の雷雨に見舞われましたが、インド帰りの士官が屋内に集まった人々に対して、シャンパンの栓に羽根を挿し、テニスのラケットで撃ち合う遊びを教えました。やがてそれが国中に広まり、この家の名にちなんでバドミントンと呼ばれるそうになったそうです。

 

この文章を読むと、様々な疑問が湧いてきます。

例えば、19世紀のイギリスとはどのような状況だったのか、「公」とはどのような爵位なのか、士官はなぜインド帰りだったのか、シャンパンとは何か、などです。

自分が日々従事している活動が、いつ、どこで、どのように始まったのか、ということを想像することはまさに歴史の勉強であるように思います。

この文章を読んだ方は、ボーフォート公の領地だったグロスタシャーの位置を、1人1台端末を活用して調べてみましょう。本日の宿題です。

 

最後になりましたが、バレーボール部や郷土芸能部も、同じ体育館で積極的に活動しています。応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

(参考文献)

・『2001 中学体育実技 愛媛県版』学習研究社、2001年