いじめは、その子どもの将来にわたって内面を深く傷つけるものであり、子どもの健全な成長に影響を及ぼす、まさに人権に関わる問題です。伯方分校では、全教職員が、いじめはもちろん、いじめをはやし立てたり、傍観したりする行為も絶対に許さない姿勢で、どんな些細なことでも必ず親身になって相談に応じます。そのことが、いじめの発生や深刻化を防ぎ、いじめを許さない生徒の意識を育成することになると信じているからです。
伯方分校では、地域に根ざし、個々の生徒に応じた教育を目指し、勤労と責任を重んじ、人間性の涵養に努め、豊かな文化の創造と発展に寄与することのできる心身ともに健全な人間を育てることを教育目標として、自らを律し自ら学び鍛える生徒の育成を目指しています。この目標を達成するためにも、いじめは重大な人権侵害であるという認識のもとに、全ての教職員がいじめ問題について十分に理解し組織的にこの問題に取り組むために、「愛媛県いじめの防止等のための基本的な方針」に基づき、ここに「学校いじめ防止基本方針」を定めました。